野球規則

6.05 打者は次の場合アウトとなる。

 

(j)打者が第3ストライクの宣告を受けた後、またはフェアボールを打った後、

  一塁に触れる前に、その体または一塁に触球された場合。

 

つまり、

”一塁に達する前”ならアウト。

”同時”というのは、一塁に達した後ではないが、一塁に達する前でもない。

ということは、セーフと明記していなくても、アウトではないことになる。

アウトでないのならセーフ。

アウトのルールを理論的に解釈すると同時はセーフになります。

 

過去の規則書には【注】として

「打者が一塁に触れると同時または以後に、野手が触球しても、

 打者をアウトにすることはできない」と、同時セーフが明記されていました。

これはルールの原文にはなく、日本固有の【注】はなるべくつけないという方針で、

いまは削除されています。

※プロ野球では同時はセーフとなっています。